● 中学生の自宅学習
自宅学習が捗らない中学生は多いですが、成績を上げるためには学校の授業だけではなく、自宅学習も非常に重要です。
自宅では、宿題以外勉強に手をつけない子どもも多いでしょう。
自宅学習を習慣化させると、中学英語の成績を上げることができます。
学校で学ぶ中学英語は、1日に教科書1ページ程度です。
新しい文型が1つ、単語が5〜7つほどでしょう。
1回の授業ではあまり進みませんが、10時間、20時間と進んでいくと、だんだんわからなくなってしまいます。
そのため、毎日の自宅学習で復習することが大切です。
自宅学習で復習をすると、授業で習ったことを確実に理解することができます。
わかったつもり、覚えたつもりをなくすことも可能です。
しかし、学校の授業をしっかり聞いていなければ、復習をしようと思っていてもわからないことが多く、思うように進みません。
しっかり授業を聞くことは前提として、復習をさせましょう。
復習は、授業のあとすぐに行うことが大切です。
1週間分の復習を土日でまとめて行うのではなく、毎日15分でもノートを見返すことを習慣化させてください。

● 頭をフル回転させた勉強方法を取り入れよう
学校で学んだ中学英語は、家に帰ったら教科書を見て習ったところを音読します。
暗記するくらい読ませましょう。
そのあとは、書く練習も必要です。
授業ノートとは別に、自宅学習用のノートを使って、単語や英文を10回以上書かせます。
書くときは、1つの文全体を暗記した上で書かせましょう。
途中で曖昧なところがあっても、教科書を見ないで書かせることが大切です。
文全体をつかむ効果があります。
耳を鍛えるためには、CDやDVDなどを活用してネイティヴの発音に慣れさせると効率的です。
聞くだけではなく、ネイティヴの発音を真似する練習をさせましょう。
中学英語は聞く、話す、読む、書くという4つの能力をバランス良く伸ばさなければなりません。
毎日の自宅学習は、定期テストでも焦らずに取り組むことができます。