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中学生が受ける英検の合格率

● 英検の判定について 英検の判定について
英検の合格率や合格者数は一律で定められているわけないため、何点以上点数を取れば合格できる、何位以上であれば合格するといった試験ではありません。
2015年までは合格率が定められていましたが、2016年からはCSEスコアに基づいて判定するようになったため、自己採点で合格したかどうか判断することができなくなりました。
しかし、級ごとの合格率を知っておくことは大切です。
中学生では英検5級、4級、3級が推奨されています。
中学英語初級であれば5級、中学英語中級は4級、中学校卒業程度は3級となります。
中学英語は英語の基礎となる大切な部分なので、しっかりと勉強していなければ合格することは難しいでしょう。

● 英検の合格率 英検の合格率
英検5級の合格率は81〜82%、4級は70%前後、3級は52〜54%です。
英検3級は合格率が半分程度となっていますが、中学英語をしっかり学んでいれば合格することができるでしょう。
しかし、英検3級は4級と5級ではなかった面接が、筆記試験とリスニング試験以外に追加されます。
文法や単語の勉強をしても、挨拶程度の会話ができなければ面接に合格することはできません。
文法の他に会話の練習をしておくと、中学英語以上のレベルである英検準2や2級も合格することができるでしょう。
また、英検2級になると医療やテクノロジーなど、社会性のある英文読解の問題が出題されるため、さらに多くの単語を暗記しなければ問題解くことが難しいです。
英検準2級は、センター試験の問題形式と共通している部分が多いため、入試対策にもなります。
中学生からセンター試験の問題形式に慣れておくためにも、英検準2級に挑戦してみるのも良いでしょう。
ただ受験するだけでは、使える英語として身につくわけではありません。
しっかりと勉強をして、英検のレベルと共に使える英語力を身につけていくことが大切です。
いきなり英検2級に挑戦するのではなく、基礎知識が身についているか確認するためにも5級から一段ずつ受験していくことをおすすめします。

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