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中学英語における間違えやすい受動態について

● 受動態の解き方を教える 受動態の解き方を教える
中学英語は勉強が進むにつれて、覚える単語や学ぶ文法が増えていきます。
始めは理解をしていた子も、次第に成績が落ちたり、伸び悩んでたりしているようであれば、文法につまずいている可能性があるでしょう。
中学英語で学ぶ文法の一つに、受動態があります。
英語を学んだことのある保護者は、受動態という文法を聞いたことがあるでしょう。
受動態は受け身となり「〜される」と訳します。
中学英語では、受動態以外にも能動態を学び、書き換えを中心にした問題が出題されることが多いです。
また、過去分詞の説明も加わるため、このような文法をわかりにくいと感じる子供が多くいます。
能動態と受動態の書き換え問題が苦手な子には、解き方の手順を説明しましょう。
まずは、能動態から受動態への書き換えの手順は、能動態の文の目的語を主語にして、文の動詞を「be動詞+過去分詞」にします。
能動態の主語を目的格に変更し、byをつけて文の最後におきます。
「be動詞+過去分詞」や「by+目的格」にすることで、受動態になることをアドバイスしてみると、理解できるかもしれません。

● シンプルで簡単に教えよう シンプルで簡単に教えよう
目的格が理解できない子には、「誰に」「何を」したのか考えさせると、目的語がわかります。
目的語を主語にすると、受動態になるので、「〜に」と「〜を」を理解できるようにしましょう。
受動態への書き換え問題は、応用問題になると目的語が複数になり、一つの目的語を主語にすると、他の目的語はどうすれば良いかわからなくなります。
そのような場合は、残った目的語を過去分詞の後ろに置くということをアドバイスしましょう。
文法を説明しても覚えられない子がたくさんいます。
難しい説明をしても理解できない子には、シンプルで簡単に説明するといいかもしれません。
言葉で理解できても、問題が解けないといこともあるため、簡単な例文から問題を解かせて解き方を覚えさせましょう。
過去分詞が理解できていない子供には、受動態や能動態を勉強する前に過去分詞の基礎から学ばせる必要があります。

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