HOME » コラム・もっと英語に親しむために » 日本の英語教育について » 中高一貫校生が取得している英検の所持率について

中高一貫校生が取得している英検の所持率について

● どれくらいの生徒が持っている?  どれくらいの生徒が持っている?

中高一貫校でも英検を受ける生徒が少なくありません。
先生や中高一貫校の指導の一環として、受験を促すこともありますが、自主的に受ける生徒も多いです。
実際にどれくらいの所持率があるのか気になる人もいるのではないでしょうか。
中高一貫校に通っている中学1年生から高校3年生に行った調査では、約88%の所持率という結果が出たそうです。
特に、高校1、2年生の所持率が高い傾向にありますが、なぜ学校のテストではない試験を受けるのか気になるでしょう。
所持率が高いのは、これから新しく導入される大学入試が関係しています。
センター試験が廃止され、大学入学共通テストに移行することに決まりましたが、英検を英語のテストに置き換えることができるようになったのです。
すでに導入を開始した大学も多く、中高一貫校も進学の実績を出すために英検を受けるよう勧めています。
今後も英検対策を行い、受験を進めていく学校が増えていくことが予想されます。

● なぜ多くの学生が受けるのか 
 なぜ多くの学生が受けるのか

高校1、2年生の所持率の高さは、大学受験への意識が高まっている証拠です。
学校側が勧めるだけでなく、生徒自身も目標の大学を決めて有利に進学をする方法を考えていくため、受ける人数が増えていきます。
中高一貫校は中学から意識させるため、公立よりも中学生の受験率が高くなります。
中には、中学から高校へ上がる際の英語の基準の一つとして、英検の取得を設けているところもあり、学校の授業でも対策を実施していることが少なくありません。
いつ受けるかはそれぞれの状況で異なりますが、これから始まる大学受験の英語テストには関わってくるため、早い段階から対策をしておくことが大切です。
取得者の多くは準2級に合格しています。
準1級は持っていないという人の割合よりも少なく、簡単に合格できないということがわかるでしょう。
準2級と2級の難易度も差も大きいため、しっかりと対策をする必要があります。
今後は英検を持っていることが当たり前になってきます。
難関校を目指す場合は、高校1年生で2級を取ることを目標に学習を進めてみてはいかがでしょうか。

無料教室見学会実施中!
無料教室見学会実施中!
ページTOP