HOME » コラム・もっと英語に親しむために » 日本の英語教育について » 中高一貫校の英語の教科書に使われているニュートレジャーの特徴とは

中高一貫校の英語の教科書に使われているニュートレジャーの特徴とは

● 中高一貫校用に作られた教科書 中高一貫校用に作られた教科書

中高一貫校の英語の授業で扱われることの多いニュートレジャーは、Z会出版の中高一貫校用に作られた教科書です。
公立校などで扱われる教科書や検定教科書よりもレベルが高いという特徴があり、大学入試で求められる英語力や実践的に使う英語力を養うために作られました。
全ての中高一貫校で採用されている教科書ではありませんが、通っている学校でニュートレジャーを使って英語の授業が行われている生徒もいるのではないでしょうか。
様々なテキストに手を出さず、学校で扱われている教材をメインに学習することも大切なことです。
ニュートレジャーの特徴を知っておくと自宅学習などでも取り組みやすくなるため、どのような内容が記載されているのかチェックしておきましょう。

● 文章や語彙がとても多い 文章や語彙がとても多い

ニュートレジャーは単語量や英文の量がとても多く、特に英単語の量は検定教科書よりも3倍ほどあるとされています。
文法の解説も詳細に書かれており、英語に対して興味が持てるようなテーマが選ばれているのも特徴の一つです。
また、Stage1からStage5まで種類がありますが、読む・書く・聞く・話すといった4技能がバランス良く身につけられるように作られており、しっかりと学べば難関大学の受験にも役に立ちます。
しかし、文章や語彙がとても多い教科書になっているため、単語を覚えなければつまずく恐れがあります。
ニュートレジャーを自宅学習で取り入れる際は、とにかく単語を暗記するようにしましょう。
載っている単語は簡単なものばかりではないため、意味を調べて理解する時間が必要になります。
さらに和訳できるようになるまでにも時間がかかります。
しっかりと予習や復習をやっている生徒と、やっていない生徒ではどんどん差が開いていくため、テスト前で慌てることがないように、早い段階から対策をしていきましょう。
また、文章をそのまま丸暗記すれば点数が取れるような問題がテストで出されることも多いですが、内容を理解していなければ受験の際に大変な思いをします。
その場限りの学習ではなく、先を見据えて一つずつ理解を深めていくことが大切です。

無料教室見学会実施中!
無料教室見学会実施中!
ページTOP