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中高一貫校の英語の授業時間はどれくらい?

● 授業時間の違い 授業時間の違い
中高一貫校と公立校では授業の進むスピードだけでなく、授業時間にも違いがあります。
公立校3年間の授業時間は3045時間ですが、中高一貫校は同じ3年間でも3800時間と大きな差があるのです。
ある中高一貫校では総授業時間が3870時間のうち英語の総授業時間が630時間と大きな割合を占めています。
公立校と比較すると1.5倍も差があるそうです。
関西の中高一貫校では3834時間のうち、英語は723時間と公立と1.7倍の差がついています。
このように、学校によって英語にあてる時間も総授業時間も異なりますが、公立校よりも我が子の学力を伸ばしてくれるという期待を持つ保護者が多いです。
授業時間が多い分、英語の力を着実に伸ばせるというイメージがあるのでしょう。
しかし、公立校よりも授業が進むスピードが早く、ボリュームも多いです。
そのため、苦戦する子どもも少なくありません。

● 中高一貫校の授業を上手に活用して受験対策をしよう 中高一貫校の授業を上手に活用して受験対策をしよう
中高一貫校は中学校で習った内容を高校での授業で扱いません。
そのため、中学で習ったことがしっかりと身についていなければ、高校で苦戦するでしょう。
英語は積み重ねが大切であるため、早い段階からつまずいてしまうと、やり直しに時間がかかります。
一方で、公立校の場合は重複する場合もあるため、良い復習になることがあります。
しかし、さらに英語力を伸ばし、できるだけ早く受験対策に打ち込みたいという子どもにとっては物足りないと感じるかもしれません。
それぞれ子どもの特徴があるため、どちらが効果的な学習方法であるかということは言い切れませんが、進学する学校の授業についていけるように工夫や努力が必要になります。
大学受験を見据えて中高一貫校に子どもを進学させた保護者も多くいるのではないでしょうか。
中高一貫校は大学受験に特化した教育を行っている学校が多いです。
そのため、授業の速さやボリュームの多さを上手に活用することができれば、大学受験も有利に進めていくことができます。
授業についていくことができるように、自宅学習で予習や復習をすることが大切です。

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