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新大学入試で活用される英語4技能試験で中高一貫校が進めることとは

● 読む、書く、聞く、話す能力が求められる 読む、書く、聞く、話す能力が求められる
2020年度から変わる新大学入試を見据えて、中高一貫校から対策をしようと考えている保護者も多いのではないでしょうか。
大きく変更されるため、これまでと同じような勉強方法では志望校に合格することは難しいでしょう。
新大学入試では、英語4技能試験が評価されますが、この4技能とは読む、書く、聞く、話すです。
これまでは読み書きが重視されていましたが、聞く、話すが追加され、より実用的な言語力が求められます。
英語4技能試験をクリアするために、中高一貫校でも実際に使える能力を身につけていかなければなりません。
しかし、活用のされ方は大学によって異なります。
出願資格、センター試験、個別試験、推薦入試で利用されることや、加点方式で扱われる可能性があります。
そのため、志望校がどの手法で用いられるのかを確認した上で、対策していくことが大切です。

● それぞれの大学で異なる活用法 それぞれの大学で異なる活用法
立命館大学では英語4技能試験の指定されたスコアを提出すると、試験の得点を満点に換算するとされており、そのほかでも愛知大学、南山大学、福岡大学などはセンター試験に利用できるそうです。
また、明治大学では個別試験が免除されることや、九州大学はセンター試験の得点と比較して高い方を評価の対象とします。
英語4技能試験は、それぞれの大学が求めているレベルに達しているというのを証明することができるものであるため、中高一貫校に通っているうちに上手に味方につけて活用していくことが大切です。
2018年度の高校1年生から新大学入試に向けた対策が実施されていますが、英語4技能はバランスよく身につけることが求められるため、読み書きだけは得意、ネイティブに通じるレベルの会話はできるけど、文法はあやふやなどでは良い結果が出せなくなります。
バランスよく身につけるために、読み書きは日本人講師の指導を受けて理解できるまで学ぶ、聞く話すはネイティブでも通じるように外国人講師による指導を受けるなど、4技能試験を見据えた勉強法が必要です。

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