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中高一貫校生の英語の成績が下がりやすい時期とは

● 勉強に対する意識が薄れる学年とは 勉強に対する意識が薄れる学年とは

これまで英語の成績が良かったのに下がってきたという中高一貫校生もいるのではないでしょうか。
中高一貫校では英語の成績が落ちやすい時期があります。
一つは中学2年生から中学3年生の時期です。
公立では高校受験がありますが、中高一貫校はありません。
成績に問題がなければ、そのまま高校に進級することができます。
そのため、高校に上がる前は明確な目標がなく、勉強をしなければならないという意識も薄いため、成績が下がりやすいのです。
成績があまり良くない状態で高校に上がると、そのまま右肩下がりで下がり続けてしまいます。
英語は積み重ねが求められる教科のため、しっかりと学んでいない時期が1年ほどあると、その分、遅れを取ってしまうのです。
逆に中学2年生から3年生まで意識を高く持ち、学習をしていれば高校入学後も良いスタートを切ることができ、基礎が固まっているため大学受験もスムーズに対応していくことができるでしょう。
成績が下がらないように中学生は復習を徹底し、わからないところを克服することが大切です。

● 高校2年生も要注意 高校2年生も要注意

成績が下がりやすい時期はもう一つあります。
それは、高校2年生です。
高校1年生の頃は、新たな気持ちで取り組むことができ、そこまで下がりません。
しかし、高校2年生の夏からは部活で忙しくなったりと勉強に集中できない時期があります。
特に先輩が部活を引退し、自分達の代になってから引退するまではとても忙しいです。
部活をしていない生徒もプライベートで新しい趣味ができたり、習い事をする人もいるでしょう。
興味関心ごとも増えていくタイミングは勉強を後回しにしてしまいがちです。
国公立か私立かによって異なりますが、内申平均は2年生までに揃えておく必要があり、それまでに推薦基準まで到達していなければ一般受験になる恐れがあります。
偏差値は高校3年生からでも努力次第で大幅にアップさせることは可能なため、2年生までは内申点を上げる取り組みが必要です。
このように、中高一貫校では成績が下がりやすい時期があります。
英語に限らず、全ての科目において下がりやすい傾向にあるため注意が必要です。

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