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中高一貫校の英語に必要な勉強時間の目安とは

● 遅れを取らないために  遅れを取らないために

中高一貫校の英語はしっかりと授業を聞いて、復習をしなければ置いていかれる恐れがあります。
なぜなら、中高一貫校の英語は公立とは異なり学習範囲が広く、進むスピードも早いからです。
また、積み重ねが求められる教科であるため、一度遅れを取ると追いつくのに時間がかかります。
基礎が身についていないまま学年が上がると、分からない範囲が増えるだけでいきなり得意科目になって高得点が取れるわけでもないのです。
小学校では本格的に英語に触れてこなかったため、戸惑う生徒も少なくありません。
どのように勉強すればよいのか分からない子もいるでしょう。
しかし、それを克服しなければ中高一貫校で実施される定期テストでいい点を取ることができません。
自宅でも机に向かう習慣をつけて、置いていかれることのないように取り組んでいくことが大切です。

● 高校入試と似ている 
 高校入試と似ている

置いていかれないように必要な勉強時間の目安があります。
中高一貫校は高校入試の学習法と似ており、中学3年生と同じ量が必要になるとされています。
入試対策にかける期間、時間は子供によって異なりますが、平日は3時間、土日は6時間ほどが目安です。
家から学校が近い公立校は、これくらいの時間を確保することができるかもしれませんが、中高一貫校の場合は電車やバスを使って通学する子供が多く、自宅での勉強時間を確保することが難しいケースがあるでしょう。
そのため、取り組み方に工夫が必要です。
例えば、移動中です。
通学に1時間かかる場合は、行き帰りの電車やバスの中で単語帳を開いて暗記をしたり、リスニングCDを聞いて耳を使った学習ができます。
毎日の授業や部活などで疲れ、慣れない早起きに寝てしまうこともありますが、置いていかれないようにするためには、通学時間を有効に使うことも大切です。
このように勉強時間の目安がありますが、やった気になっていたり、時間だけがすぎて全く身についていなかったりすることもあります。
また、遅れが生じていると目安の勉強時間だけでは足りないこともあるため、状況を理解した上で適切な時間を設けることが大切です。

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