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中学英語における問題点を知る

● 中学英語にも問題点がある 中学英語にも問題点がある
学校で学ぶ中学英語は、学校に任せていれば問題ないと思っている保護者も多いのではないでしょうか。
しかし、中学英語には問題点があります。
問題点を知っておくことはとても大切なことです。
小学校で学ぶ英語は、英語に対する関心、意欲、態度の育成が主な学習目標ですが、中学英語になると、聞く、話す、読む、書くといった英語力が求められます。
これは、試験で高得点を取るための勉強ではなく、コミュニケーション能力の基礎を養うことを目標にしているのです。
高校英語は、中学英語で学んだコミュニケーション能力の基礎を実際に活用できる能力を高めます。
中学英語はとても重要な役割を担っていますが、ただ教科書や参考書で勉強しているだけでは、コミュニケーション能力の育成にはつながらないでしょう。

● 中学英語の問題点とは 中学英語の問題点とは
中学英語の問題点の一つに、英語嫌いがあります。
中学1年生の段階から、英語が嫌いと答える子供は約4割と言われており、逆に英語が好きと答える子供は中学英語の学力が上位であるのです。
中学1年生の段階から英語が嫌いと答える子供が多いのは、大きな問題点と言えるでしょう。
中学英語の試験の点数が悪くない子供も、英語でのコミュニケーションを取る中で、文法を正しく活用することができない子供が多いことも問題点として挙げられます。
文と文のつながりの工夫ができないということは、文法を身につけていながら、コミュニケーションの中で活用できない、自分の考えを英語でわかりやすく伝えることができないことになるため、試験の結果が良くても実際に活用することができません。
また、中学英語を学ぶ目的が、定期試験や入試のためといったことも問題点の一つです。
中学1年生の8割は、英語のテストで良い点数を取るために勉強していると答えます。
また、良い高校、良い大学に入りたいから、就職に役立つからなどと答える子供も多いです。
テストのための勉強方法では、コミュニケーションの中で正しい英語を使うことができず、英語を好きになることが難しいため、中学英語はコミュニケーションのために使うという認識を持たせて、勉強させることが大切になります。

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