● なぜ勉強する必要がある？

英語を勉強したからといって将来に役立つとは限らないと思っている中高一貫校生もいるのではないでしょうか。
すでに将来の夢を明確に持っている生徒は、その夢と英語が関係していなければ勉強も意欲的はなれません。
しかし、英語を勉強することは将来の選択肢を広げることにつながるため、中高一貫校でもしっかりと学んでおくことをお勧めします。 将来の選択肢を広げる理由は、世界標準言語だからです。
できるかどうかで職業や給料の格差ができてしまう恐れがあります。
実際に、ある国では英語ができるかできないかで平均給与に30%の差がつくとも言われています。
現段階では日本語だけでも仕事ができる職種、会社が多いですが、グローバル化が進んでいけば国内でもどうなるかは分かりません。
企業で昇給や就職の際もTOEICのスコアが求められることが多く、大学入試では外部試験によるスピーキング能力が問われるようになり、今後は当たり前のように英語ができる人が求められていくのかもしれません。
必要になった時に勉強すればいいという人もいますが、就職活動をやりながら勉強したり、働きながら時間を見つけて勉強するのは大変です。
しっかり学べる環境が整っている中高一貫校に通っているうちに学んでおくと効率的で負担なく習得することができます。

● 選択肢を自ら狭めないために習得しておこう

夢がある人も、まだやりたいことが見つかっていない人も、中高一貫校生のうちから将来、様々なことにチャレンジができるように準備しておくことは、とても大切なことです。
英語ができても使わない選択をすることはできます。
しかし、できなければ英語を使わないことの中から選ばなければならなくなり、英語ができる人よりも選択肢が狭くなってしまうのです。
あの時やっておけば良かったと後悔する人も少なくないため、中高一貫校でしっかりと学べるうちに勉強してみてはいかがでしょうか。 勉強すると基本的な学習習慣も身につけることができます。
受験勉強にも欠かせない科目なため、苦手意識や嫌いなどといったネガティブなイメージを早い段階で克服し、コツコツと取り組んでいきましょう。