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新大学入試に向けて中高一貫校の英語が変わることとは

● 2020年からどう変わる? 2020年からどう変わる?
2020年から大学入試が変わるため、それに備えるために子どもを中高一貫校に入学させて対策させようと考えている保護者も多いのではないでしょうか。
しかし、新大学入試がどのように変わるのかを知らなければ、入学させても対策の仕方がわからないものです。
これまでは知識や技能、思考力、表現力が問われており、大学によってそれぞれレベルや形式が異なりました。
しかし、新大学入試はセンター試験がなくなり、代わりに大学入学共通テストというものが導入され思考力や判断力、表現力を評価します。
また、これまで以上に多面的に総合的に人物を評価するとされています。
教科でも評価の仕方が異なるとされており、英語では4技能が対象です。
この4技能とは読む、聞く、話す、書くです。
マークシートで回答する問題が主流ですが、思考力や判断力、表現力を重視していくことになるため、出題形式も変更されるかもしれません。
このように新大学入試が大きく変わるため、中高一貫校での学びにも影響してくるでしょう。

● 学びに与える影響 学びに与える影響
中高一貫校での学びにどう影響を与えるのかというと、2020年度の高校3年生は2021年2月から始まる一般選抜において、出願資格であるCEFR A2レベルの証明が必要になることです。
これは大学が定めている英語運用能力があるということを証明し、共通テストの英語を受験することになります。
これからはほとんどがCEFR A2レベルの証明は英語4技能試験の結果で示されることになるでしょう。
現段階では東大や京大、阪大などが取り入れ予定です。
しかし、中にはこれ以外の方法を用いるケースもあります。
例えば、高校による証明書を提出して示すなどです。
それぞれで取り入れる方法が異なりますが、英語4技能試験が求められる理由は、運用する力が求められているからです。
これまでは試験でいい点を取るために勉強するという考え方がありましたが、これからは使える言語を身につけることが重視されます。
新大学入試に備えて中高一貫校から勉強法を変えてみてはいかがでしょうか。

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