● 机に向かう時間も作ろう
夏休みを楽しみにしている家庭も多いのではないでしょうか。
子どもは部活や友達と遊びに行ったり、家族旅行、おじいちゃん、おばあちゃんの家で過ごしたりと楽しみがいっぱいです。
しかし、遊びだけでなく英語の学習計画も立てることが大切です。
中高一貫校は英語の授業が進むスピードが早く、宿題もたくさん出るでしょう。
休暇の最後になって宿題を終わらせるだけでは勿体無いです。
たっぷりある時間を有効活用し、しっかり学習させる必要があります。
単純に1日中机に向かわせるだけでは意味がありません。
集中力がなくなり効率的ではなく、遊びや部活に一生懸命取り組むことも大切だからです。
メリハリをつけて取り組ませることを意識してください。

● 効果的な方法とは
中高一貫校の夏休みで効果的な勉強法があります。
一つは、苦手を克服する学習です。
これまでのテストを見直してみると、苦手な部分がわかります。
苦手なものは放置しやすいですが、いつまでもわからないままにしておくと英語の成績が伸びないのはもちろん、全く点数が取れなくなって赤点を取るようになるでしょう。
学校が始まると日々の宿題や試験対策、部活などで忙しくなりまとまった時間が取れないため、長期休暇で克服することが大切です。
しかし、ダラダラと進めては効率が悪いです。
また、いくら時間があるからといっても全部の範囲をやり直すことはおすすめしません。
最初は計画的に進んでも、最後までやる前にやる気がなくなってしまうからです。
そのため、やることを絞るのが効果的な勉強法だと言えます。
宿題を復習教材と考えることも勉強法の一つです。
課題量の多さに保護者も驚くかもしれませんが、復習の機会をもらったとプラスに考えてみてください。
課題内容でわからないところをそのままにするのではなく、しっかりと理解しながら進めていく必要があります。
夏休み明けのテストの範囲になっている場合もあるため、予習も兼ねることができるでしょう。
中高一貫校に通っている子どもの保護者はこのようなことを意識して、取り組ませてみてはいかがでしょうか。