● 公立とは異なる

中高一貫校は公立と授業内容が異なるケースが多いです。
英語の授業では難易度も進むスピードも早いため、塾に通って学習する子供も少なくありませんが、その際に注意しなければならないことがあります。
それはコースです。
公立に通う生徒と同じコースに通っても進み方や内容が異なるため、意味がない可能性があります。
塾に通わせているのになかなか英語の成績がよくならないと感じている場合は、見直してみてはいかがでしょうか。
中高一貫校の生徒に適切なコースも塾によってそれぞれ異なりますが、中高一貫校の授業よりも先取りして教えることがあります。
まだ習っていない範囲を取り組むと塾では予習になり、学校では復習になるため理解しやすくなるでしょう。
逆に復習型を採用しているところもあります。
学校では先生が独自に作成したプリントをメインに授業が進むこともあり、わかりにくかったところの解説や質問、定期テストの範囲に合わせて指導し、サポートするケースもあるため、子供が学習しやすいタイプを選ぶことが大切です。

● 外部受験の対策

外部受験を考えている場合もあるでしょう。
中高一貫校は受験をしなくても高校に進学できる仕組みですが、中にはより難関な高校に通いたいと思う子供も少なくありません。
しかし、エスカレーター式の学校は受験対策のための授業を行わないことが多いため、学校以外での勉強が重要になります。
その際は、外部受験に特化したコースを選択すると効果的です。
進度に合わせた復習、予習に対応することはもちろん、外部受験に向けた対策や英検対策など一人では困難なことをサポートしてくれます。
また、中高一貫校でもそれぞれによって使用するテキストや内容、範囲が異なるため、一人一人の目標に応じたカリキュラムを作成してくれる個別指導もいいでしょう。
わからないことがあった時に手をあげて質問ができない子供も、マンツーマンの指導であれば気軽に質問することができ、わからないところを一つ一つしっかり解決していくことができます。
このように様々なタイプがあるため、効率よく英語が身に付くコースがどれなのか吟味してみてはいかがでしょうか。