● 学ぶことも手を抜いて欲しくない
中高一貫校に入学するために、小学生の時から受験勉強を頑張った子が多いです。
念願の中高一貫校に入学したら、勉強以外のことも頑張りたいと思う子もいるでしょう。
例えば、部活です。
部活に力を入れている中高一貫校では、平日の練習はもちろんのこと、土日も練習や試合があり、ゆっくり休む暇がありません。
また、夏休みや冬休みなどの長期休みも毎日のように部活があり、ほとんど休みがなく、忙しいはずです。
子供が興味を持ったこと、頑張りたいと思っていることは、親として全力で応援したいでしょう。
しかし、勉強も手を抜いて欲しくないものです。
特に、英語は一度ついていけなくなると、取り返すのに時間がかかり、簡単に追いつくことができなくなってしまいます。
休む暇がないほど忙しいと、体も疲れてしまいますが、その中でも学習時間を確保するには、どのようにするべきでしょうか。
疲れている時の学習方法を知り、子供に効率よく学んでもらいましょう。

● 取り組み方を考えよう
部活で疲れた体を回復するには睡眠が一番です。
そのため、睡眠時間を削ってまで、机に向かわせるのは効率が悪いです。
まずは、疲れた体を休ませて夜は早く寝て、朝早起きして学習する習慣を身につけます。
そして、どの科目を、どの順番で、どれくらいの時間をかけて、どのレベルの問題を解くのかを計画します。
英語では、文法から始めるか、英単語の暗記から始めるのか、リスニングをするのか、などの順番を決めるのです。
それぞれの難易度を決め、どれくらい取り組むのか時間を決めましょう。
学び方を考えて取り組むと、朝の限られた時間でも有効に活用することができます。
また、入学したよりも体力がつき、朝の学習が身についてくると余裕がでてきます。
そのようなときには、自分に適切な方法を常に考えて実践していくことが、効率を上げるための大切なポイントになります。
このように工夫をして、英語の学習を進めていくことで、部活で忙しい中でも効率よく学んでいくことができるでしょう。