● ついていけなくなっても諦める必要はない

中高一貫校の英語はスピードが早く、難易度も高いため一度ついていけなくなると落ちこぼれのまま学生生活が終わってしまうのではないかと不安を抱いている保護者も多いのではないでしょうか。
中高一貫校は高校受験をしなくてもそのまま進学ができるため、学習に対して意欲が低下することも少なくありません。
部活や遊びに夢中になる子供もいますが、いずれ大学受験をする時がくるため、慌てることがないように英語も中高一貫校入学当初から学習してほしいものです。
しかし、すでに落ちこぼれになってしまった子供もいるでしょう。
落ちこぼれになっても諦める必要はありません。
復活するための勉強法があるのです。
英語が嫌いになり取り組みたくないかもしれませんが、先のことを考えてすぐにでも復活する勉強法を実施させてみてください。

● 最初からやり直そう

復活する勉強法は、当たり前のことですがこれまで習ってきた内容を最初から復習し直すことです。
文法や単語も覚え直します。
時間が経てば経つほど復習する範囲が増えていくため、時間がかかる可能性があります。
やり直しをしている間にテストや模試がある場合もありますが、目先の点数は諦めましょう。
中途半端な学習になる危険性があるため、目先のテストは諦めて半年間ほどかけてじっくりとこれまでの内容を理解し直していきます。
小学時代にたくさん勉強して受験に合格すると、プライドがあるため最初からやり直すことに抵抗がある子供もいますが、最初からやり直さなければ復活することができないため、教科書の一番最初から振り返ってわからないところをなくしていくことが大切です。
基礎をしっかり固めていくことで、先生が授業で言っていることがどんどんわかるようになっていくはずです。
わからないことがわかるようになり、解ける問題が増えるとやる気が出て、自宅での学習も意欲的になるでしょう。
これまで勉強してこなかった分を取り戻すには、他の子供以上に努力が必要になり授業が理解できるようなるまで時間がかかりますが、諦めずにコツコツと取り組むことができれば成果につながります。