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中高一貫校の英語のテストで目標点を決めるには

● 100点を目指すのは非効率? 100点を目指すのは非効率?
中高一貫校の英語のテストを受ける時、目標点を決めていない子供も多いのではないでしょうか。
逆に、100点を目指して勉強に取り組んでいる子供もいます。
目標点が高いほど良いというイメージを持っている人もいますが、気をつけなければならないこともあります。
毎回のテストで1、2問の間違えしかなく、あと数点で満点だという場合は別ですが、英語が苦手な子や平均点くらいを取っている子に、いきなり100点を設定するのは効果的ではありません。
なぜなら、満点を取るためには80点、90点などの高得点を取る勉強に比べて、桁違いの時間、労力が必要だからです。
本気で100点を目指すのであれば、毎回の授業をしっかりと理解して中高一貫校で扱っている教材以外の問題も解いて、内容を隅々まで理解しなければなりません。
基本的に、試験問題を作る先生も満点は取られたくありません。
そのため、必ず難易度が高い問題を出題してきます。
中高一貫校の場合は授業で取り扱っているものも難易度が高い上に、応用として授業で扱わなかった問題も数問出題してくる可能性もあるため、それに対応ができるように広範囲で深く勉強する必要があるのです。

● 実現可能な点数を設定しよう 実現可能な点数を設定しよう
基本的にテストの目標点を設定する際は、80点、90点など高得点を目指す方が効率的です。
学校で使っている教材、先生が作ったプリントをしっかり身につけていれば十分に狙えます。
そして毎回、安定して高得点が取れるようになったら満点を目指していきましょう。
しかし、英語が苦手で赤点ギリギリしか取れていない場合は、いきなり高得点を狙うのも難しいため、まずは平均点以上を目指すのも一つの方法です。
最初から取れるわけがないと思いながら学習するよりも、実現可能な点を設定することで、やる気もおきます。
比較的易しい問題を確実に解けるようになると、少しずつ成績が上がって自信がつき、もっと良い得点を目指したくなるものです。
このように、考え方を変えるだけで学習意欲も改善されていくため、実現可能な点数を設定してみてはいかがでしょうか。

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