● 中だるみしやすい時期

中高一貫校に入学するために友達が遊んでいる中、塾に通って受験勉強をしてきた子供が多いでしょう。
これまで努力をしてきた分、その反動から中高一貫校に入学した後は学ぶことに対して意欲的になれない子供も少なくありません。
また、高校受験もないため、安心してしまう子供もいます。
しかし、英語は積み重ねがポイントになる教科であるため、少しでも授業についていけなくなるとどんどん差が生まれ、簡単に追いつけなくなってしまいます。
中だるみしやすいですが、英語の授業に置いていかれることがないように効果的な学習法を知っておきましょう。
まず初めに知っておきたいことが、中だるみが始まる時期です。
多いのは中学2年生の夏休み以降だとされています。
入学当初は慣れない環境に緊張感があるため、授業もしっかり受けて自宅学習も行うものですが、中学2年生の夏休みが終わると学校生活にも慣れて勉強も疎かになる時期なのです。
夏季休暇が明けるとすぐに始まるテストにもやる気が出ず、次のテストで頑張ろうという気持ちが出てきて、負のスパイラルに陥ります。
次の学期に悪い成績を引きずらないように対策をする中高一貫校もありますが、学校以外での取り組みも重要です。

● 塾を活用してメリハリをつける

中だるみが原因で英語の勉強が疎かになっている子供に、自宅で取り組ませようとしても聞いてくれないこともあるのではないでしょうか。
その場合は、塾に通わせるのも一つの学習法です。
部活や遊びに熱中すると時間がないイメージがありますが、メリハリが大切であるため、自宅で取り組めないのであれば塾で学ぶ環境を整える必要があります。
塾の時間は決まっており、ホームワークも無理のない範囲で出題されるためメリハリをつけて取り組めるようになるでしょう。
また、定期テストが近づくと部活も休みになる学校もあるため、しっかりと気持ちが切り替えられると中だるみの予防になります。
入学当初は学習法が確立していないため、どのように取り組むべきかわからないケースも少なくありません。
そのような場合も塾で勉強の仕方を身につけることができます。