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中高一貫校で大学入学共通テストを解くために必要な英語力とは

● 求められること 求められること
2020年からは大学入学共通テストが始まります。
そのため、早い段階から対策をしていかなければなりません。
中高一貫校から大学入学共通テストを見据えて勉強させたいものですが、どのような学習方法が効果的なのかわからない保護者も多いのではないでしょうか。
中高一貫校に通う子どもを持つ親は、これまでとの違いや必要な力を知っておきましょう。
これまでと異なる点は知識そのものを問うものが大幅に減ることです。
これは全教科共通したことで、問題文をよく読まなければ解答できないものが増えました。
また、日常、社会問題が増え、資料やデータ、会話文なども出題されるようです。
英語ではリーディングとリスニングの配点がそれぞれ100点になり、特にリスニングのウエイトが増加しています。
聞き取りはもちろん、問題冊子から読み取る情報量も増えます。
リーディングは設問そのものが英語で記載され、語法や文法単体の出題はありません。
読解問題も日常的なものまで幅広いです。

● リーディングとリスニング リーディングとリスニング
大学入学共通テストを解くために求められる力は、リーディングでは論理的な思考力です。
例えば、事実と意見を正しく見極めたり、作者の意図を考える能力が必要になります。
これは国語にも求められることであるため、日頃から論理的に考えることを意識させなければなりません。
リスニングで必要な能力は、イギリス英語や英語圏以外の人が話すものを聞きとれるように練習が必要です。
これまではアメリカ英語が主流だったため、発音や言い回しの違いに慣れておかなければ理解するまで時間がかかったり勘違いをして解答してしまうかもしれません。
また、後半はスクリプトが1回しか読まれないため、1度でしっかり聞きとらなければ点が取れないでしょう。
配点が上がった分、一つ一つ確実に正解していかなければなりません。
中高一貫校から対策を始め、慣れさせておくことが大切です。
プレテストを確認し、どのように出題されるのかもチェックしてみてください。
始めは難しいと感じるかもしれませんが、慣れていけば解答していけるようになるでしょう。

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