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中高一貫校の英語の成績を挽回するのが難しい理由とは

● なぜ挽回するのが難しいのか  なぜ挽回するのが難しいのか

中高一貫校の英語は、一度つまずくと挽回するのが難しいとされています。
なぜなら、英語は積み重ねが重要な科目であることと、中高一貫校は授業が進むスピードが早いからです。
中高一貫校に入学してから英語の成績が良くない状態が続いている子どもも多いのではないでしょうか。
少しでもわからない内容を放置すると、わからない範囲が広がって授業についていけなくなります。
テストが実施されるごとに挽回しようと、勉強をしても良い状態へ回復させるのは難しいでしょう。
いきなり挽回するのは難しいため、わからないところまで遡って学習し直す必要があります。
授業スピードが早い分、学び直す範囲が多くなるため時間がかかりますが、早いうちから取り組まないと手遅れになることも少なくありません。
大学の受験対策で一気に巻き返そうと思っても、簡単にはいかず挫折することもあります。
他の科目も対策をしていかなければならないため、苦手意識のある子どもや成績が悪い状態が続いている子どもは、いますぐにでも学び直す必要があります。

● 報われない期間の長さ 
 報われない期間の長さ

長い間、勉強をしてこなかった子どもは、復習に力を入れ始めても報われない期間が長く続きます。
逆に、勉強してこなかった期間が短いと報われない期間も短いと思っておきましょう。
なぜなら、勉強を疎かにしていた期間に抜け落ちてしまった内容を取り戻す必要があるからです。
中3年生まで疎かにしていた場合、中学3年間分を遡って復習し直さなければなりません。
つまずいたのが中学1年生であれば、今現在習っている範囲まで追いつくのにかなりの時間が必要です。
途中で諦めてしまいたい気持ちになるものですが、大学受験や進級に影響を与えることでもあるため、いつかはしっかり学び直す時がきます。
早い段階で気がつくことができれば、振り返って学び直す範囲も少なくなるため、後回しにせずすぐにでも対策した方が良いでしょう。
苦手だと勉強したくないという気持ちも出てきますが、苦手意識があるのであればまずは単語から覚え直すと良いかもしれません。
中学レベルだと1500語以内、高校になると3000語ほどです。
毎日少しずつ暗記をして、解ける自信をつけると苦手意識が薄れるでしょう。

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