● 外部の試験を受けてみよう

中高一貫校では英語の授業もハイレベルです。
学習範囲も広く、公立よりもついていくことが難しいですが、しっかりと勉強をすると実際につかえる英語力が身につくでしょう。
中高一貫校で行われるテストはもちろん大切ですが、実力やレベルを知るために試験を受けることもおすすめです。
TOEICやTOEFLなど様々な種類がありますが、英検を受けてみてはいかがでしょうか。
英検にも級があり、上がっていくと出題内容も難しくなっていきます。
英検2級のレベルでは高校卒業程度だとされています。
具体的には、社会生活に必要な英語を理解して使えるレベルと定義されており、入試優遇や単位認定、センター試験対策など幅広く適用されるため、目指してみるといいでしょう。

● 大学入試にも役に立つ

英検準2級と比較すると英検2級の合格するメリットは大きくなります。
その分、難易度が上がりますが、大学受験で優遇措置があるのは大きなメリットだと言えるでしょう。
優遇措置とは、合格していれば入試の点数に一定の得点が加算されるというものです。
入試は年に1度、やり直しができない一発勝負なため、志望大学に一発で合格ができるように中高一貫校でも受験対策をしてくれますが、英検2級に合格していれば自分でも入試を有利に進めていくことができるのです。
入試だけでなく、社会人の英語における基礎づくりにもなります。
学生時代はそれほど英語に興味がなくても、社会人になると改めて学び直したいと思う人が少なくありません。
仕事で必要性を感じることや海外で活動したいなど、語学力が必要になると学び直さなければ身につくことはできません。
しっかりと勉強をしてこなかった人は、基礎である中学レベルからやり直す必要があり、必要なレベルまで引き上げようと思うとかなりの時間がかかります。
英検2級を合格するために学習してきた人は、バランスの取れた基礎が身に付くため、学び直す際も中学生まで遡る必要ないでしょう。
このように、英検2級を目指す理由があります。
取得しておいて損はない資格だと言えるため、学校内で実施されるテストだけしか意識してこなかった場合は、早い段階から英検対策をして合格を目指してみてはいかがでしょうか。