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暗記が苦手な中高一貫校生におすすめの英単語の覚え方

● 繰り返しが重要 繰り返しが重要
中高一貫校は公立と比較すると授業の進むスピードが早いです。
使われている教材も違います。
英語では、中学時代から高校で学ぶ文法も含まれていたり、英単語も公立で使われている教材に出てくるのは3年間で約1300語ですが、中高一貫校になると約3300語に増え、2倍以上のボリュームがあるのです。
そのため、中高一貫校に入学すると英語の進むスピードと圧倒的なボリュームに苦戦する子どもが少なくありません。
そもそも暗記が苦手な子どももいるでしょう。
英単語の覚え方にはコツがあります。
覚え方のコツを知り、子どもにチャレンジしてもらってみてはいかがでしょうか。
コツの1つは、繰り返すことです。
当たり前のことかもしれませんが、最低6、7回以上繰り返す必要があります。
これは英単語だけでなく、どんな暗記物にも効果的な方法です。
何度も繰り返すことで質が変化して定着していきますが、多くの人は途中で学習を諦めてしまう傾向にあります。
記憶力の良い人は2、3回の学習で暗記できる場合がありますが、短期的な記憶で終わってしまいます。
すぐに忘れることがないように、6回以上は繰り返すことが大切です。

● 機械的な速さに合わせる 機械的な速さに合わせる
2つ目の覚え方のコツは、自分のペースで覚えようとしないことです。
自分が理解したり納得できるペースがある人もいますが、音声CDなど機械的なペースに合わせると時間効率がアップします。
それは、人間の特性が関係しており、目の前に何かの情報があると「これは一体何なのか」と考えてしまうのです。
初めて見た英語の読み方や意味を自分の知識から無意識に理解しようとしますが、スピードが遅くなります。
考えることは悪いことではありませんが、覚えるには非効率です。
しかし、初めのうちはついていけないまま音声が進んでしまって、ストレスを感じるでしょう。
その場合は、再生を一時停止して発音ができるようになるまで、何度も声に出します。
うまく口が回るようになったらCDのペースに合わせて進めていきます。
この2つの方法を意識させて学習させてみてはいかがでしょうか。

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