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中高一貫校の英語で新大学入試のための対策とは

● 今までの勉強では対応できない?  今までの勉強では対応できない?

中高一貫校で教える英語は公立よりもレベルが高く、スピードも早いです。
その分、優秀な先生が授業を行うため、しっかりと授業を聞いていれば英語力は向上します。
中高一貫校のテストも公立よりは難しい問題が出題される傾向にありますが、授業で習った範囲がメインになるため、勉強をしていれば全く解けなくて赤点になることもないでしょう。
しかし、新大学入試の英語は異なります。
中高一貫校の授業でも新大学入試の対策は行ってくれますが、それだけでは希望する大学に合格できない可能性も考えられます。
そのため、自宅でも新大学入試の対策を積極的に行うことが大切です。
まずは、英語改革によって変わる点を知りましょう。
大きく変わる点は、センター試験が廃止され共通テストが導入されることです。
これまではリーディングとリスニングの2技能だけが問われていましたが、2020年から新しく始まる入試制度では、リーディングとリスニングに加えてライティングとスピーキングも評価の対象となります。
4技能が問われることになるため、それぞれバランスよく学習することが大切です。

●自宅での学習も欠かせない 
 地道な学習が大切

4技能をはかるには民間資格・検定試験が必要になり、2025年以降には外部の資格、試験に統一されます。
また、授業では英語を活用してディベートをしたり、エッセイや長文を書いたり、スピーチをするといったアウトプットが、これまで以上に重視されていくようです。
テストも今までは一夜漬けで単語や文法を覚えるだけで点数が取れていたかもしれませんが、今後はこのような勉強方法は通用しなくなるでしょう。
積み重ねが重要な教科ではありますが、これまでと同じ学習方法では定着しないどころか点数も取れなくなるかもしれません。
学習方法も異なり、戸惑う子供も増えていくでしょう。
しかし、必要な土台となる部分は変わることなく、読む力、聞く力は今後も共通して求められます。
学校だけでは身につけられない、足りない部分は学校以外で補っていくしかありません。
保護者の時代と学び方、内容が大きく変わり子供と共に不安を感じるかもしれませんが、この変化にいち早く気づき、早い段階から対策をしていく必要があります。

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