HOME » コラム・もっと英語に親しむために » 日本の英語教育について » 中高一貫校生が英語を自分で勉強するために必要なこと

中高一貫校生が英語を自分で勉強するために必要なこと

● 手遅れになる前に  手遅れになる前に

中高一貫校では実力のある先生と意識の高い生徒に囲まれた環境にいるため、授業を受けていれば英語力が自然と身につくと思っている保護者も多いのではないでしょうか。
もちろん、塾などに通わせず授業だけでいい成績を取る生徒もいますが、受け身では限界があります。
中高一貫校のテストは難易度も高く、授業を全て理解していても発展問題が解けなかったり、わからない単語や文章が出てくるものです。
そのため、自分から進んで英語を学ぶことが大切です。
中高一貫校生の多くは1日1時間程度勉強しているとされています。
公立と比べて大量の課題、小テストも頻繁に実施されているため1時間程度では不十分だと思う保護者もいるでしょう。
部活に励んだり、勉強についていけなくなったため自分から積極的に取り組むのをやめてしまう子どもが多いです。
特に英語は一度遅れると取り戻すのが難しく、苦手教科に変わって嫌いになっていきます。
そのため、入学当初から遅れを取らないように学校以外でも学ぶ習慣をつけさせることが大切です。

● 自ら学べる環境を作ろう 
 自ら学べる環境を作ろう

全くしない、30分程度だという子もいますが、高校2、3年に進級していくと大学受験を見据えて学校以外で2時間以上する生徒が増えています。
危機感を持って学習時間を増やすのはとてもいいことです。
しかし、中学生レベル、高1レベルの内容が欠落していたり、これまで勉強する習慣がなかった子どもがいきなり効率よく受験対策をしていくのは非常に厳しいです。
わからないところから学び直すとその分、周りの子どもと差がつくため、高2になる前から予習や復習、課題は最低限取り組む必要があります。
それが習慣化していれば、スムーズに受験対策に切り替えていけるでしょう。
また、約半分の生徒は塾に通っているようです。
次に、自分の部屋、リビングという順番で学習しており、学校と答えた子は少ない傾向にあります。
自室でも集中して取り組めれば問題ありませんが、スマホやテレビ、ゲームなど誘惑がたくさんあったりわからないことをすぐに聞けるように塾に通う子どもが多いです。
このような現状を知った上で、子どもに必要な環境を整えてみてはいかがでしょうか。

無料教室見学会実施中!
無料教室見学会実施中!
ページTOP