成績アップさせるために必要な勉強時間
中学英語を子供に勉強させる時、どのくらいの時間を勉強させると成績が上がるのか気になっている保護者もいるのではないでしょうか。
勉強時間の長さは、子供の能力や目標によって異なります。
子供の最適な中学英語の勉強時間は、現在の成績に満足しているのかという点をチェックして決めるといいでしょう。
例えば、定期テストの点数を20点あげたい、学年の順位をあげたい、偏差値を10あげたいなどです。
定期テストは前回よりも30分ずつ増やしたり、勉強日数を増やしたりすることで成績は上がります。
注意しなければならないことは、いきなり勉強時間を増やすことです。
1日の勉強時間をいきなり増やしてしまうと、挫折してしまい長続きしません。
勉強時間を増やしたい場合は勉強する日数を増やす方が効果的に中学英語の成績が上がります。
勉強日数を増やすために必要なことは、定期テスト当日までの計画表です。
ゴールが分かっているため、いつから勉強をさせるといいのかがすぐにわかるでしょう。
定期テストに向けて行動予定を立てよう
定期テストに向けて、目標設定をしてください。
例えば、学年順位を10位あげる、偏差値を2あげるなどの目標を設定した時、中学英語の定期テストを何点アップさせるといいのかがわかります。
そして、その目標を達成するための具体的な行動予定を決めます。
これまでの中学英語の勉強で単語を3回、構文を3回、問題集を3回行って順位が100位であれば、同じ回数の勉強をしても現状維持か下がるだけです。
そのため、単語を10回、構文を10回、問題集を10回などと行動計画を立てるようさせます。
次に、定期テスト当日から10日前の日に行動予定が終わるようにスケジュールを立てます。
行動予定からテキストの復習を1回するにあたってどれくらいの時間がかかるのか、問題集1回につき何時間かかるのと目安を出し、それに基づいて、最低何日間の勉強が必要なのかと考えるのです。
終わったスケジュールは消していきましょう。
達成感を感じたり、ゴールまであとどれくらいかかるのかを把握させたりすることができます。
行動予定通りに勉強できない日もあるはずです。
その場合は、スケジュールを消すことができないため、翌日に勉強しなければならないという意欲が出てきます。
中学英語の勉強はダラダラと取り組んでいては、時間の無駄です。
しっかりと行動予定と勉強時間を決めて、効果的に勉強させる必要があります。
勉強時間も質も大切
日本の中学校、高校の6年間での勉強時間は通算1500時間だとされています。
時間だけ見ると、とても長いようなイメージがありますが日本人が英語を実用レベルまで話せるようになるためには最低でも3000時間から5000時間は必要だとされており、1500時間では足りません。
また、時間だけでなく毎日勉強を続けて行くには相当な集中力が必要です。
1日の勉強時間を大幅に増やすのではなく、勉強の質も重要になります。
勉強時間だけにとらわれると、勉強の質が落ちます。
ダラダラと1日5時間勉強するよりも、集中して1時間、2時間勉強する方が身につくはずです。
毎日、集中して勉強することが継続できると、集中できる時間は長くなっていきます。
勉強時間を増やして、すぐに定期テストの成績をあげたいと考える保護者も少なくありませんが、中学英語は積み重ねが重要であるため、焦らずに勉強させましょう。
また、勉強時間だけでなく、子供が一番集中できる時間を見つけることも大切です。
特定の時間帯に勉強させるのではなく、子供が一番集中できる時間帯を把握して効率的に勉強を進めさせてみてはいかがでしょうか。
時間帯にこだわるのであれば、毎日決まった時間帯に決まった時間だけ勉強させるといいでしょう。
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