勉強する時間帯を決めよう

中学英語を上達するためには、勉強する時間帯も大きく影響してくるため、勉強する時間帯を特に決めていないという場合は、しっかりと適した時間に勉強させるように指導すると良いでしょう。
中学英語の勉強に適している時間帯とは、朝です。
一日の始まりである朝は、脳が最もリフレッシュしている状態なので、起床後すぐに勉強を開始すると良いとされています。
慣れるまでは、眠たがるかもしれませんが、集中しやすい時間帯でもあるため、効率よく勉強を進めることができるでしょう。
また、中学英語を朝から勉強することで、プライミング効果と言ってその日の行動に影響するとも言われており、英語脳が作りやすいとも言われています。
子供自身は自覚がなくても、日常生活を普段通りに過ごしていると中学英語に関する情報が入ってきやすくなるのです。
例えば、英文や英語の音が気になるようになるでしょう。

朝の勉強を習慣化させる

朝に勉強をするのが良いと言われても、朝の時間帯に机に向かわせるのはとても困難です。
しかし、誰でも朝は毎日ある程度決まった行動をしているため、朝に勉強する習慣が身につくと毎日継続することはそれほど難しくないでしょう。
眠さに負けてしまうこともあるため、意志が弱くて継続できないという子供には、一回あたりの勉強時間は短くして、毎日継続させてみてはいかがでしょうか。
まずは、30分を目標にします。
30分早く起きることができない場合は、時間帯を区切って午前中に勉強しても良いでしょう。
できるたけ、学校に着く前に中学英語を勉強する時間を設定するのが好ましいです。
電車の中など通学時間中に勉強しても構いません。
英文を聞いたり、単語を覚えたりなど毎朝少しずつ中学英語に触れさせ、脳に刺激を与えてみましょう。
毎日の予定の中に中学英語を組み込み、少しずつ習慣化させることが大切です。
朝の時間帯に勉強することが習慣になれば、親が強制しなくても自然と体が動くようになります。

効率の良い勉強方法とは

朝に中学英語を勉強する際には、起きてからその時に勉強する内容を決めると無駄な時間が発生するため、前日に次の日に勉強することを決めておくのがポイントです。
「単語を覚える」、「英語を聞く」など抽象的な内容ではなく、「単語を10個覚える」、「何ページから何ページまでの英語を聞いて、わからない単語を調べる」など具体的な計画を立てさせましょう。
ノートなどに書かせると、親も把握がしやすいためおすすめです。
計画通りに勉強を進めることができれば、ノートにチェックを入れていきます。
習慣となり、長く続ければ続けていくほどチェックの数が増えていくため、子供のモチベーションアップにもつながるのではないでしょうか。
他にも、朝の決まった時間であれもこれもと中途半端になってしまうのではなく、一つの勉強に決めることもポイントになります。
例えば、朝の30分は単語だけ、リスニングだけ、リーディングだけなどジャンルを決めると集中力が続き、効率よく勉強が進むのです。
慣れないうちは、机に向かったまま寝てしまった、ダラダラ勉強してしまう場合もあるため、保護者がしっかり管理してあげましょう。
短時間でも集中して勉強させることが大切です。