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中高一貫校生が知っておきたい英語資格の違いとは

● 資格取得は自分のレベルを知る一つの指標 資格取得は自分のレベルを知る一つの指標

英語の資格を取得しようと考えている中高一貫校生も多いのではないでしょうか。
中高一貫校で実施される定期テストやミニテストで自分の英語力を確かめることはできますが、資格を取得することも一つの指標になります。
また、合格するという明確な目標を掲げることができるため、積極的に勉強をすることができるでしょう。
しかし、どれを取るべきか迷う中高一貫校生も少なくありません。
気になったものを手当たり次第、受験する人もいますが、種類によって勉強の仕方が異なります。
満遍なく対策をすると中途半端になってしまったり、定期テストや大学受験対策など優先しなければならないことが疎かになる恐れがあるため、違いを知った上で決めると良いでしょう。

● 難易度もそれぞれ違う 難易度もそれぞれ違う

よく聞くのは英検ではないでしょうか。
これは、文部省公認の試験です。
他の試験とは異なり、5級から1級まで7つのレベルが分けられています。
受験料も級によって違いがあるため、注意してください。
試験内容は学校で学ぶ英語に対応していますが、スピーキングは3級以上から行われます。
TOEICも認知度の高い試験です。
英検のように級が分かれていませんが、英検準1級以上の方が難易度が高いとされています。
TOEICと似ているTOEFLは、英語圏の大学、大学院に留学するための英語力を判断する試験です。
内容も難易度が高い傾向にあります。
全国通訳案内士試験は唯一の国家資格です。
英検よりも認知度が低く、難易度も高いためガイドや通訳を目指しているなどしっかりと目的がある人が受験しています。
このように、英語における資格は文部省公認のものがあったり、難易度にもそれぞれ違いがありますが、今後有利になるものを選ぶといいかもしれません。
また、自分のレベルにあっていないものをいきなり選んでしまうと、何度も落ちてやる気がなくなる恐れもあります。
遠すぎない目標を立てるためにも、レベルに合ったものを選ぶことも一つのポイントです。
何のために資格を取るのか、頑張れば取得できるレベルかを考えた上で検討してみてはいかがでしょうか。

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