● 9つの性格
中学英語の勉強法には様々な方法がありますが、どの子どもにも合うというわけではありません。
中学英語の成績が伸びない子どもは、勉強法が合っていない可能性があります。
子どもの性格に合った勉強法を取り入れてみてはいかがでしょうか。
まず、子どもの性格を「完璧主義型」、「面倒見型」、「成功追求型」、「個性派型」、「知識探求型」、「堅実家型」、「楽天家型」、「統率者型」、「のんびり型」の9つどれに当てはまるのかを把握します。
子ども一人一人の性格は、個性です。
したがって、どの性格が悪い、良いというわけではなく、子どものこだわりを満たし、個性を生かす勉強法を取り入れると、やる気や集中力がアップし、積極的に中学英語を勉強するようになります。

● 性格別の勉強法
完璧主義型の子どもは、試験時間と同様の時間に区切って勉強させましょう。
自然と制限時間内に問題を解く工夫をするようになります。
面倒見型は、一人に慣らすことが大切です。
時間を区切って一人で勉強させるなど、学習環境を整えてあげてください。
成功追求型は問題の解き方をじっくりと考えていく勉強法を取り入れましょう。
結果をこだわる傾向にありますが、失敗することでできるようになるということを教えます。
個性派型は自分自身を感覚的にしか把握しない傾向にあります。
忍耐強く話を聞き、解決策を相談し合いながら勉強の道筋を示してあげましょう。
知識探求型は慎重になりすぎて、知識を得ただけで終わりになることも少なくありません。
また、賢いと思われるために勉強する傾向にあるため、保護者が「この問題はどうやって解くのだろう」と問いかけて、子ども自身ができるところを見せるきっかけをつくってあげましょう。
堅実家型は一週間の学習スケジュールを一緒に確認し、具体的なアドバイスをします。
保護者がサポートしてくれているのだと感じると安心します。
楽天家型は、何のために中学英語を勉強するのかに気づかせましょう。
やる気になれば、短期集中型の勉強で十分に力を発揮します。
統率者型はリベンジするように促すのがポイントです。
高い目標を掲げ、闘争心に火をつけてください。
のんびり型は、マイペースであり、じわじわと成績を伸ばしていきます。
短時間でも問題を解く練習をさせると、時間内で効率良く問題を解こうとする意識が身につきます。