英文メールの書き方
● 正しい英文メールの書き方とは?
社会人になると、何かと英語に触れる機会が多くなります。
正しい英文メールが書けると、会社での印象も良くなるはずです。
英文メールは、思っているほど難しいものではありません。
書き方さえ覚えれば、実は意外と簡単なのです。
まず、宛先の表記についてですが、
こちらは日本語のメールとそれほど変わりありません。
使うのは、TOとCCとBCCです。
TOは相手のアドレスを入力する欄です。
CCは、TOで送信した内容のメールを複数の相手に送るときに書く欄です。
CCに入力したアドレスは、送信するすべての人(TOの人を含む)に表示されます。
BCCは、TOとCCの人に知られたくない相手のアドレスを入力する欄です。
プライバシーを配慮する相手のために使う欄です。
続いて件名の書き方ですが、こちらはなるべく記入した方が良いです。
ただ注意点として、aやtheなどは省き、短めの文にすることを心がけましょう。
以上が正しい宛先と件名の書き方です。
ここを正しく書くことによって、相手に好印象を与えることができます。
● 英文メールは細かい決まり事があります
続いて、頭語についての注意点です。
頭語とは、日本語でいう「前略」や「拝啓」にあたる部分ですね。
だいたいの場合は、本文の頭に「Dear」という形で書きます。
Dearのあとに「Mr.」あるいは「Ms.」と付けて、相手の名前を書きます。
では次に、最も重要な正しい本文の書き方についてですが、まず左揃えで書きます。
これは英文メールを読みやすくするためです。
1行は60から70文字程度がベストです。
あまり長くなると、メールソフトによってはレイアウトが崩れる場合もあるので、
注意が必要です。
改行と段落はできるだけ使いましょう。
その方が簡潔で読みやすくなります。
最後に結語の注意点ですが、頭語に合わせて書く言葉を選びます。
また、アメリカ式と欧州式で書き方が若干異なります。
代表的な例では、
最もフォーマル度が高い結語のアメリカ式が「Respectfully yours,」で、
欧州式が「Yours respectfully,」です。
これらは基本的なことなので、英文メールを書く際には必ず使用しましょう。