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難しいものをいい加減に、それから易しいものをしっかり学ぶ

「小学生が”The Japan Times”を読む」
そんなことは無理だ!と誰でも思うでしょう。
でもこれはウザワシステムの教室では大事なカリキュラムの一つです。
小学校6年生から大学受験生まで、いつもどこかでジャパンタイムズを読む声が聞こえます。
「難しいものをいい加減にやっていくと易しいものは簡単にできるようになる。」
これは私がずっと信奉している楽に賢くなる方法です。
難しいものの中には易しいものがすべて含まれています。
しかもレベルの高い教材の中の易しいものは易しいだけの教材よりはるかに質が高いと言えましょう。
例えば文字が読めない生徒にいくらフォニックスで読む練習をしても中々読めるようになりません。
しかしジャパンタイムズを皆と一緒に読めなくても読んでいる?といつの間にか文字も読めてきます。
分かっても、分からなくても、ジャパンタイムスを音読して、書けなくても感想を書いていく。
これが半年たち、一年経つと素晴らしい英語力が潜在的に培われていきます。
英語力だけではありません。
生徒たちは世界の情報もリアルタイムで知っていきます。
この「難しいものをいい加減に、それから易しいものをしっかり学ぶ」という方法は英語の勉強だけではありません。
学校教育全体が、難しいけれども面白い教材を与え、それから細かいことをしっかり覚えさせたら、学力不足の生徒は激減し、大きな潜在力のある子どもたちを育てていくことができるはずです。
現在の教育のように、易しいものをそれだけで完全に理解させよう、覚えさせようとしてもそれは無理であり、将来を担う大きな人間は生まれてこないでしょう。