国際結婚でも子供がバイリンガルになりにくい理由
● 最近の国際結婚事情について
国際結婚によって、今や多くのカップルが誕生しています。
たとえば、日本国内で出会った場合、共通語は日本語になるでしょう。
もし、片方が、日本語しか話せなかったり、もう片方も日本語が片言だと、
会話がスムーズに進みません。
おつきあいしていく中で、多くの場合、言葉の壁は乗り越えられます。
相手の母国語を学びたいという気持ちで、英語の場合だったら、
英語学習をしたり、熱心です。
気持ちが続くようなら、将来結婚もあるでしょう。
国際結婚は、普通の結婚より、壁は厚いかもしれません。
でも、どんな障害をも乗り越えてこそ、カップルの絆は深まります。
相手とのコミュニケーションを図るための英語学習もその一つです。
努力あってこそ、結婚は継続します。
家族が増えれば幸せです。
ところが、家族が増えることにより、難問も山積します。
いろいろ考えなければならないことがたくさん出現するのが国際結婚の現状です。
● 子供をバイリンガルに育てるには
国際結婚をして、家族が増えた場合、大きな問題になるのが言葉の壁です。
ご夫婦ともお子さんをバイリンガルに育てたいと希望を持つのは当然です。
子供に自分の国の言葉を理解してほしいのは誰しも考えます。
ところが、バイリンガルに育てるのは至難の業だということをご存知ですか。
バイリンガルに育てるのは普段の生活で、
お互い、母国語で話せば事が済むと思われがちです。
子供の英語学習に熱心な日本人夫婦から見ると、
国際結婚カップルのお子さんは英語が自然に身に付きそうに見えて、
うらやましいとさえ思えてしまいます。
しかし、普段耳に入ってくる言葉が日本語だったら、
いくら親の片方が外国人でも、ほとんどの場合、日本語しか身に付きません。
親が教えようとしても、なかなか耳になじまないのが実情です。
子供は学校に行けば、日本語しか耳に入りません。
友達との会話も日本語です。
バイリンガルに育てたいなら、専門家によるしっかりとした学習が必要です。
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