● 日本人が受ける英語教育の難点とは 日本人は小学校や中学校から英語教育を受けています。
積極的にマスターしようとすれば、
学校以外に英会話スクールに通ったり自宅でできる学習セットを、
購入することもあるでしょう。
それでも日本人が流暢に英語を話せないワケというのは、
日本人が受ける教育の仕組みにあると言えます。
学校で習う時は単語や文法をひたすら覚えさせられますね。
文字として見た時には考えることができますが、
いざ外国人を目の前にして話そうとしても話せないのです。
まず日本語を考えて、次に頭の中で単語を一つずつ探します。
文法を考えながら出だしの言葉を探したり文の組立て方を考えていると、
分からなくなって話すことをやめてしまうというパターンが多いでしょう。
また授業中は日本語で説明を受けることも多いため、
習う部分だけ英語で考えるようになります。
授業を受けている間は日本語を使わずに全て英語で進めていれば、
今のように話せないということにはならないでしょう。

● 英語を話さなくても生きていける社会 日本では日常に英語が溢れており、多くの英語文化に触れる機会が多いでしょう。
ミュージシャンが歌う歌詞にも多く含まれていますし、
海外のドラマや映画を観ることも頻繁にあります。
特に映画は海外で制作されたものが人気で、
臨場感を楽しむためにそのままの音声で字幕をつけて観ることを好むでしょう。
外国から入ってきた面白い小説や興味深い書物等も全て翻訳されているので、
それを読む日本人一人一人が自分で訳しながら読む必要がありません。
英語文化を身近に感じることもありますが意識しないで生活していれば、
英語文化に触れなくても生活に困るということはほとんどありませんね。
日本は単一言語ですし日本に住んでいる外国人は少しずつ増えてはいますが、
他の先進国と比べると外国人の数は決して多いとは言えないでしょう。
このような理由から日本人が日本に住む分には、
日本語さえ話せれば普通に生きていけるのです。
このことが日本で英会話ができる人が少ないという現実に繋がっています。