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米国・英国の英語文化の違い

● 米国と英国のマナーの違い 米国と英国は他人とのコミュニケーションの取り方が少し違います。
米国文化では、初対面の人に対してフレンドリーな対応をします。
知らない人にも気さくに話しかけ、言いたいことははっきりと言います。
話の内容はプライベートなことでも問題ありません。
オープンな国民性なので、親しくない人や初めて会う人にも積極的に話しかけます。
一方英国文化では、プライバシーを尊重します。
相手が不快な思いをしないように、初対面の相手に対しては、少し距離を置きます。
それがドライに見える人もいるでしょう。
イギリス人は知らない人に話しかけるのを恥ずかしいと感じる傾向があります。
よって、あまり親しくない人とは理由がない限り話したがりません。
よくイギリス人は、天気の話が好きと言われます。
しかし実際に彼らが天気の話を好んでしているわけではありません。
会話を自然に始めるのに天気の話がピッタリだから、話のテーマによく登場します。
またちょっとした不満を言い合うような話をすると盛り上がります。

● 米国と英国の英語表現の違い 米国と英国とでは、謙遜するときに使う英語の表現方法が違います。
一般的にアメリカ人は自分の才能や功績を直接アピールするのが得意です。
決して自慢したいのではなく、本当のことを言うことは正しいと考えるからです。
このような態度はアメリカンドリームを象徴しています。
アメリカ人同士の会話には、自分の経歴を話すことでお互いを知ります。
英国では、自分の才能など人前で堂々と伝えるのを避けます。
少し謙遜する姿勢を見せる必要があります。
よって自分の経歴を話すときは、自嘲を交えます。
ユーモアを上手く使って、卑屈にならずに自分を低く見せることが大切です。
「Don't blow your own trumpet.」とは英国で使われるフレーズです。
これはホラを吹くなという意味です。
米国では「If you don't blow your tyumpet, noone will blow it for you」と言います。
これは自分でホラを吹かないと誰も吹いてはくれないという意味です。

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