タレントや女優、俳優など、テレビで活躍する芸能人の中には、英語が流暢に話せる人もずいぶん増えています。
両親のどちらかが外国人で、生まれてすぐから英語文化に触れる環境で育つと、自然にバイリンガルになることが多く、その強みを活かして活躍している人もいます。
一方で、中学校の英語の成績は悪かったけれど、大人になってから改めて勉強して話せるようになった芸能人も少なくありません。
女優の石原さとみさんは、高校時代は英語が苦手だったそうですが、留学や英会話スクールに通うことで、英語の講師役ができるほどの発音と英語力を身につけたことで話題となりました。
石原さんは英会話スクールで学びましたが、独学で英語を身につけた芸能人もいます。
ハーフモデルの道端ジェシカさんはネイティブのような印象を受けますが、生まれも育ちも日本で、英語は後から学んだものだそうです。
彼女の勉強方法は、ハーフモデルの友達など英語が話せる人にとにかく英語で話しかけてもらい、英語文化を身近に感じることから始めました。
さらに英語文化の、しかも仕事に関係のあるファッション関係の映画を何度も見返して勉強し、現在のように流暢な英語が話せるようになったそうです。
アーティストでいえば、海外でも人気のバンド「ONE OK ROCK」のボーカルtakaも、非常に流ちょうな英語を話すことで有名です。
最初はとても苦手だったそうですが、アーティストらしく大好きな海外の楽曲を聞いて英語を覚えたそうです。
アイドルとして活躍していた赤西仁さんは、バイリンガルの友達が多かったこともあり、道端ジェシカさんと同じように「英語を話さざるを得ない環境」を作り上げることからスタートしました。
それに加えて、文法や発音などが間違っていても構わずに、とにかく自分の思っていることを英語で話す・書く訓練をしたそうです。
間違うことを恥ずかしがっていると、英語はもちろん、外国語は絶対に上達しません。
また、日本人が日本語をすべて理解していないように、ネイティブでも英語が完璧なわけではないので、独学で英語を学ぶ場合は、恥を捨てて努力をすることも大切なのです。