ケンカはできるだけ避けたいものですが、英語を使ってケンカができるということは、感情のままの言葉が英語で表現できることの証明でもあります。
ケンカの最中に、とっさに英語が出たなら、英語文化が身について来た証拠です。
しかし、ケンカだけができても、それだけでは仲直りはできません。
仲直りの英語が自然と出てこないのなら、英語でケンカするのは避けたほうが良いかも知れません。
但し、英語力が完璧でないために間違った言い方をしてしまうケースも考えられるので、そんなことにならないために、ある程度はテンプレートを覚えておくのも良いでしょう。
相手の言動に対して気分を害した時に良く用いられるセリフが、「That wasn’t nice.」です。
直訳すれば「それは良くない」ですが、ケンカ中は「そんな言い方、ないんじゃない?」などのニュアンスで捉えることもできます。
相手が一言多くてうっとうしいときは、「It’s none of your business!(余計なお世話!)」、愛想が尽きたときには「I’ve had enough!(いい加減にしてよ!)」なども、ケンカ中のセリフとして挙げられます。
なぜ怒っているのかを相手に伝えるときは、「I felt like ~.(~してくれたらいいのに)」「I wish you would ~.(~な気がした)」を使いましょう。
もっとひどく怒っているときは「How could you ~!(~するなんてひどい!)」「How dare you ~!(よくも~してくれたな!)」などもあります。
「I said too much.(言い過ぎた)」「Maybe I was wrong.(私が間違っていたのかも)」は、自分の非を認めるのに有効です。
故意に相手の気分を害したわけではないことを伝えるときは、「I didn’t mean to ~.(~するつもりはなかったんだ)」もいいですが、言い訳がましくならないように注意してください。
謝罪のセリフとして最も知られている「I’m sorry」ですが、「Can you forgive me(許してくれる?)」を使うとより謝罪の意思が強くなります。
ストレートに「仲直りしてくれる?」と伝えたいなら、「I want to make up.」がおすすめです。