日本で日付を書くときは、基本的には「◇◇年○○月××日」となります。
西暦と曜日も併記するなら「◇◇◇◇年○○月××日△曜日」というところでしょうか。
年の部分は西暦ではなく元号表記を使ったり、カンマを使って省略することもありますが、一般的には「年→月→日」という順番がおなじみでしょう。
一方、英語圏では表記の仕方が何通りもあります。
同じ英語圏でも、アメリカでは「月→日付→年」、イギリスでは「日付→月→年」となることに注意が必要です。
日本では1~12の数字に「月」を付けるだけで問題ありませんが、英語ではJanuary、Februaryのように月ごとに違う名前の単語があります。
会話上はそのまま発音しますが、手紙や文書に記載する際はJan.やFeb.のように省略した形の書き方が主流です。
同じように曜日も、Sun.やMon.のように省略して書きます。
さらに日付の書き方にも特徴があります。
日本では数字に「日」を付けて書き表しても、「ついたち」「ふつか」などと読み方が変わる場合がありますが、英語文化では「First」「Second」…と読み、これに合わせて1st、2nd、3rd、4th…という序数表記になります。
「2020年1月3日金曜日」を英語で表記する場合の実例をご紹介しましょう。
まず、最も簡略的な月日のみで表記する場合は、アメリカ式ではJan.3、英国式なら3 Jan.です。
序数を使ってていねいに書くと、January 3rdとなります。
これに年を足すと、Jan.3,2020(3 Jan.2020)、January 3rd,2020となります。
米国式では日付と年数の間にカンマが入ります。
さらに曜日を足すと、Wednesday, Jan.3,2020となります。
ちなみにスラッシュを使った場合は、米国式は1/3/2020、英国式は3/1/2020です。
書類の表記の際にはスラッシュを用いた書き方をすることもありますが、混乱しないようMM/DD/YYYY(Month/Day/Year)のようにあらかじめ形式を指定されていることが多いようです。
もし指定されていない場合は、Jan/3/2020のように略語を使うと良いでしょう。