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世界の英語文化とネイティブスピーカー人口の関係

世界の英語文化

世界の英語文化
 

英語文化のある国を英語を公用語としている国と定義するならば、世界の中で英語文化を持つ国は4分の1程度だと推定されます。
厳密に言えば、世界人口約70億人のうち、17.5億人ほどの人が英語での意思疎通が可能ということです。
英語と一口に言っても、各国で話されている英語には独特のなまりがあったり、独自のスラングがあったりしますが、基本的な部分は変わらないと考えれば、英語を話せれば17億人以上の人と話すことができるということになります。
しかし、この約17.5億人という数字はあくまでも英語を実用語として話せる人数であり、第二言語としている国も含まれています。
このうちネイティブスピーカー人口はどのくらいだと思いますか?
ネイティブスピーカー人口は英語を母国語として使用している人口ですから、アメリカやイギリス、カナダなど、名だたる国を連想することができるでしょう。
その土地も広大であり、ネイティブスピーカー人口は多いようにも思えます。
しかし、現実は英語人口約17.5億人の内本当のネイティブスピーカー人口は3.9億人程度しかいません。
実に80%近くの人々はネイティブではない、非ネイティブスピーカーなのです。

もっと自由に英語文化とふれ合うために

もっと自由に英語文化とふれ合うために
 

日本人は「英語が話せる」という意味を、「文法も発音も間違いなくネイティブのように会話ができる」ことだと思いがちです。
日本の教育ではどうしても文法や綴りが当たっていたら正解、という意識が強く、意味が伝われば正解、とはしてくれません。
そのため、間違っていたらどうしよう…と萎縮しがちになってしまいます。
しかし、世界的に見ればネイティブスピーカー人口は少数派。
大多数の英語文化を持つ国々ではネイティブでなくても「英語が話せる」と堂々と言います。
多少発音が違っても、意味が通じればそれでOKなのです。
英語文化だからといって完璧に英語を使いこなせなければならないわけではないのです。
ネイティブでない方が世界では多数派なのだと思えば、英語を話す勇気もわいてきませんか?