● 一般的に海外で求められる英語力とは
海外留学は、多くの学生が行くようになりました。
国際的なフィールドで活躍できる人材を求める企業のニーズを考えると、
そういった傾向になるのも無理のない話です。
しかし単に行くだけでなく、基礎的な学力を身に着けることが大切ですので、
海外留学をするのであれば、ある程度の英語力は求められると言えます。
もし仮に英語を学習するために行くのであれば、
最低でもTOEICのスコアが450点はなければなりません。
より高度な学習をするのであればTOEICは720点以上と言われていますが、
大学院生や外国語学部でもなければここまでの点数はなくても問題はありません。
ただし、大学卒業時に企業が求めている英語力の目安が、
一般の大学生でおよそ500点前後、
外国語学部の生徒でだいたい600から700点相当であることを考えると、
留学に行くという意味だけではなく、
就活を見据えて英語学習を進める事が良いと言えます。
また、スコアだけでなく外人と話すことができるスキルも必要です。
これは英語学習だけを一人で行っていれば身につくものではありませんので、
英語力の中でも会話能力を高めるための英語学習方法の確立が必要と言えます。
● 海外留学を考えた英語学習とは
海外留学を見据えて行う英語学習はやはり、話せる能力を身に着けるという事です。
日本人の英語の特徴として、文章の読み書きは長けているが、
一方で会話やリスニング能力がいまいちであるという傾向があります。
これは学校教育における英語という科目の弱点ですので、
学校や大学で点をとるための勉強とは異なるやり方でなければなりません。
中でも英語力の目安とされるTOEICは、リスニング能力を非常に問う問題ですので、
TOEIC対策を行えばある程度の能力は身に付くと言えます。
しかし、これらだけでは当然不十分で、英語を話す機会を設けることも大切です。
社交的に会話が出来なければいくら話す力があっても、
効果を発揮させることは難しくなります。
ましてや海外ですので、あまり口を開かないという美徳が通用しない地域です。
そのため、普段から積極的に話せる、
もしくは必要な場面で意見を述べたりできる事も必要となりますので、
学力だけでなくコミュニケーション能力を磨くことも重要と言えるでしょう。