● 海外の中で、英語が通じない地域とは
海外では、意外な国が英語が通じない地域となっています。
多くの方が想像するのはアフリカや島国かもしれませんが、
アフリカや島国の多くが、イギリスの属国だったため、意外と通じます。
むしろ理解されにくい国としてあげられるのは、
スペイン語やポルトガル語などの他言語圏内の地域です。
その中でもスペインは英語を使っても通用しにくい所と言われていて、
日本と同程度の浸透率とされています。
この理由には第二言語として人気なのがフランス語で、
1980年代以前はフランス語が第二言語の基本として決められていた事にあります。
また地域的にもイギリスが遠いので必要性が薄いのも関連しています。
また、日本の隣国である中国や韓国も通用しにくいといえます。
特に韓国は日本語のほうが通用するかもしれません。
これらの国は教育格差が激しく、
分かる人は非常に流暢なケースがめずらしくありません。
アジアの国々の中でもフィリピン・シンガポールなどは通じやすいとされていますが、
中々通じにくい事が多いと言えます。
● 海外の英語が通じない最も意外な国とは
しかし、そのような国だけではありません。
海外には意外な国が通用しないケースがあります。
それはイギリスとアメリカです。
この国は母国語であるにも関わらず、
日本の方が伝えにくいと感じるケースが多々あります。
まずイギリスですが、日本人の話す英語が理解されません。
これは日本がアメリカ式の物を習得しているため、
アクセントや語彙自体が異なる事が多く、意思疎通が困難となりがちです。
基本は同じですが、細部が異なることでズレが生じやすいと言えます。
一方アメリカですが、これは移民の国である事が関係しています。
移民の中にはスペイン系やポルトガル系など、
英語圏外の人が数多く住んでいるため、
上記にあげた国のように必要性が薄く話せない事が多いのです。
こういった国に行く場合は、その国の母国語を学ぶとよいでしょう。
また、英語圏外の場合はスペイン語やポルトガル語が有用なケースが多いので、
そちらの挨拶などを学ぶと良いかもしれません。