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「いただきます」「おつかれさま」意外と知らない英語表現まとめ

● いただきますの表現 国際化社会が進展していくにつれこれからより多くの日本人が、
今までよりももっと英語を学習する必要が生じると思われます。
しかし日本の英語教育の現状として実際は何年も学校で勉強したのにもかかわらず、
簡単な日本語すら外国語にするのも難しいという場合も少なくありません。
ここではそのような日本語としてよく使われているのに、
どのように表現したらよいかわからない言葉をいくつか紹介したいと思います。
英訳するのに難しい言葉の代表的なものが「いただきます」という言葉です。
これは生き物の命を食べさせていただくということや、
天地の恵みに感謝して食べ物をいただかせていただくという考えに基づいているのですが、
食事の前にこのようなことを言うという考え方自体が、アメリカやヨーロッパの文化圏にはありません。
ですから「いただきます」という言葉に該当する言葉はないというのが正解です。
食べる前にどうしても何か一言言いたい場合は「Let’s eat」などの表現を使います。

● ごちそうさまやおつかれさまの表現 「いただきます」と同様にに英訳するのに難しい言葉としては「ごちそうさま」があります。
この言葉も文化の違いにより食事の後にそのようなことを言う習慣がないために、
それにうまく該当する言葉がありません。
もし他人が作ってくれた食事を食べさせてもらったことに感謝の言葉を言いたいのなら、
「Thanks for the nice meal」などの表現を使います。
また同じように文化の違いから、上手く英語に訳せない言葉として「おつかれさま」という言葉があります。
日本語では仕事を終えた人などに対してそのように声をかけて励ますという習慣がありますが、
英語圏にはそのような種類の短い言葉を使う習慣はありません。
こうした場合に英語圏でもよく使われる類似の短い言葉としては「Good job」があります。
これは文字通りの意味に訳すと「いい仕事をしたね」という意味ですが、
日本語でいうところの「おつかれさま」というニュアンスも含まれています。
ですから英訳する場合には「Good job」が一番「おつかれさま」に近い言葉だと思われます。