プリスクールに通わせるメリット・デメリット
● プリスクールに通うメリット
まず、プリスクールでは徹底した英語学習が行われます。
幼い子どもの吸収力は目を見張るものがあります。
1日4~5時間以上英語に触れて過ごすので、
英会話に通うよりも効率良く英語を身につけられます。
子どもの周りでは常に英語が溢れているので、無理やり学ばせるのでなく、
英語を話す友達とのコミュニケーションを通して自然と英語を理解します。
また英語学習だけではなく、英語を通したカリキュラムが充実しています。
スポーツやアートなどを取り扱っており、
日本の幼稚園や保育園より多くの体験ができます。
この体験を通して子どもが興味を持つものが増えれば、
将来の人生設計を考える上で役に立ちます。
プリスクールはスケジュールを柔軟に組みます。
週3から登園が可能なことも多く、
初めて集団生活を送る子どもも徐々に慣れていきます。
中にはアフタースクールプログラムを実施しており、
幼稚園が終わったあとに英語学習を行う場として利用できます。
● プリスクールに通うデメリット
プリスクールには英語を学ぶのに多くのメリットがありますが、
同時にデメリットも存在します。
まず一般的な私立幼稚園と比べて費用が高いことです。
年間の授業料が100万円を超えることも珍しくありません。
また施設が小規模なので、広い園庭や遊具、備え付けのプールが不足しています。
その代わり公園へ散歩に行ったり水遊びをしたりします。
基本的に少人数で生活するので、
狭い集団内では社会性が十分に育たない可能性もあります。
さらに、最も懸念されるのが国語力の問題です。
子どもは吸収力が高いですが、その分忘れるのも早いです。
常に英語を耳にしているので、英語力は向上しますが、
日本語への親しみが薄れてしまいます。
小学校に入学して、国語力に差がつきます。
家庭では積極的に日本語で話しかけ、
子どもがバランスよく日本語と英語を使える環境を整えます。
卒園して身に付けた英語を忘れないように
家庭教師や英語教室に通う費用も用意しなければなりません。
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